2010.10.20 Wed. 満身創痍

　慌ただしいスケジュールをこなして、あー疲れた！ とぼんやりしてたらあっちゅー間に10月も後半ですよ。
　もっと前向きに動きたいけど体が言うこときかない……これが年齢か……

■ もう来月末まで予定いっぱい
　そんなひとつが地区の運動会でした。私自身は選手として登録されていなかったので呑気に構えていたんですが、

・全力疾走はムリ
・もう小学生にも敵わない
・田舎のおばちゃんパワーマジパネェ

　といろいろ実感した一日になりました。今更言うことじゃないだろ、というネタも混じっていますが。

■ 借り物競走真剣勝負
　娘を抱いて応援席でのほほんとしていたのですが、次は借り物競走、となった途端にテントの中が一気に活気づきました。バケツはこれ、ハチマキはここ、と借り物を予測して着々と準備をしている様子。
　で、「メガネをかけた女の人」というお題になった瞬間、視線が私に集中しました。
「和佳ちゃん！ ぼんやりしてる場合じゃないよ！」
　え、いや、メガネの人なら他にもいるし……
「あんた、年寄りに走らせる気かね」
　いや別におばちゃんたちの他にもメガネがほら
「和佳ちゃんの靴持ってきたよ！ 今のうちに履いとかないと！」
　なんで私の靴まで把握してるんですかえええええ
「さ、娘ちゃんはアタシのとこにおいで」
　抵抗もなく膝に収まってるし娘！

　外堀を完全に埋められて行かざるを得ない状況に陥ったところに、他ならぬ息子が「髪を縛った女の人」なんていうカードを持って来たという。どんなネタかと思った。

　走り終えてテントに戻り、靴を脱ごうとしておばちゃんたちに怒られているところに別の子が「メガネをかけた女の人」って持って来るとかもうね。
　果敢にも二周目チャレンジですよ。そしてそれを持ってきたお兄ちゃんが見るからに足が早そうで、頑張れば前の人抜かせるかも！ と欲を出したりしちゃってね。

　派手に転倒して逆に足を引っ張っただけでしたが。

　もう全力疾走できる歳じゃないんだなぁ……
　二周走ったらもう階段も降りられないほど足がガッタガタだしねぇ。
　あちこちの擦り傷を見せびらかしながらそんな自嘲と自虐をネタにしていたら、転けた時一緒に走った男の子が息子の同級生のお兄ちゃんであることが判明。逆にお母さんから謝られちゃうし、いよいよ立場のなくなる私。そんなオチって。

■ 最近感激したこと
「茶神888」が素で格好いい件。ちなみに「さじんハチジュウハチヤー」と読みます。

　ローカルヒーロー数あれど、こうまできちんと格好いいヒーローはあんまりいない。
　と常々思っていましたが、888が自治体主導のご当地ヒーローでなく、個人出資ヒーローであることを知ったのはつい最近です。ああ、道理で。

　この「道理で」というのは、デザインの良さとか、スーツの出来の良さとか、中の人のアクションとかリアクションとか間とか真剣さとかそういった「わかってる感」にかかります。いちいちツボを突かれる感じ。
　ネタで笑いが取れる上に格好いいなんて、全国のご当地ヒーローを探し回ってもなかなかいない。もっと評価されるべき。地元民として888の存在が何とも嬉しかったりするのです。

　是非お会いしたいので、茶業者である友人が何らかのイベントを企画してくれないかと期待しているところです。