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 かつてない激しい痛みにのたうち回った3日間の様子をお送りします。辛かった……。

■ 1日目(火曜日)
 前夜から歯の痛みに気付いてはいましたが、予定があったため、鎮痛剤(偏頭痛対策として産婦人科で処方してもらったもの)で痛みを散らして用事を済ませました。翌日に歯医者に行こうとは思ってました。

 が、夕方5時、痛みが耐え難いものとなってくる。歯医者は6時半まで。今から行けば間に合う、でも夕食とかこどもの風呂とか寝かしつけとか……と悶々としているうちに時計は7時を回り、諦めざるを得なくなる。
「間に合ううちに行けばよかったのに……」
 ダンナのセリフが追い討ち。行っとけばよかったー、と後悔してももう遅い。
 電話帳の広告にある『急患随時受け付け』の文字に心引かれながらもやっぱり諦めて寝る。どこまでバカだ私。

■ 2日目(水曜日)
 朝一番で歯医者へ!
 ……と意気込むも、赤ん坊を抱えているので授乳のタイミングとか預ける人の予定とかの調整が先に立ち、どうにか10時に近所の歯医者へ駆け込む。
 ああ、これでこの辛さから解放されるよ! と半泣きで胸をなでおろしたところに鬼の宣告。
「授乳中? じゃあ薬も麻酔も使えないから、治療は出来ません」
 えっ、でも調節しながらとかできないのかな……今までも授乳に影響のない鎮痛剤を使ってたし……と食い下がっても「だって僕は産婦人科医じゃないから」バッサリ。
 授乳をやめるか、治療を諦めるかの二者択一を迫られ、すぐに答えが出せないまますごすごと帰宅するハメに。だって1回2回ミルクにするとか言うならともかく、その医者の口調では何週間も授乳しちゃいけないみたいな雰囲気だったんだよ……そこまでやめてまた母乳に戻せるかどうかわからなかったし……第一ミルクの必要がなかったから哺乳瓶すら用意してないしなw
 せっかく赤さんが上手に飲んでくれて完全母乳で来れていたのに、私の都合でミルクにすることに罪悪感を感じていたのもある。とにかく申し訳なくて。

 ぺちゃんこに凹まされて帰宅したものの、歯痛はいよいよ辛く、日常生活に支障が出てくる。母乳にこだわった結果こどもの相手ができないのでは本末転倒もいいところ、ここは諦めなくちゃいけないのか? どーにか方法はないのか? と考えなくちゃならないのに歯痛って思考も止まるから考えることすらできない。

 どうしようもなくてネットに頼った。某巨大掲示板でアドバイスを募ったら

「歯 医 者 を 変 え ろ」

 という予想していなかった結論に達したw 全然そこに思い至らなかった!
 他にも経験やアドバイスをたくさんいただいて本当に有難かった。涙が出た。

■ 3日目(木曜日)
 今度こそ朝一番で歯医者へ!
 ……と意気込む前に、電話帳で市内の歯医者を片っ端からチェック。というのもこの日は木曜日で、ほとんどの歯医者が休診だったから。木曜日も稼動している歯医者を確認しては電話して「授乳中なんですけど治療お願いできますか」と質問。そしてこの日は12時にならないと動けない状態でもあったので、12時半まで受付していた唯一の歯医者にギリギリで飛び込むことに成功。
 事情を話し、治療方針を確認し、そうしてようやく根本的解決への糸口が見える。

 まさか親知らず抜くことになるとは思ってもいなかったよ……!

 フツーに虫歯かと思ってました。そして上顎も下顎もズキズキと痛むのでなんでこんなに同時発生! と涙目でしたが、そうですか親知らずだったんですか。1本抜いたら全部の痛みが消えたよ。すごいな親知らず。

 帰宅して子供の顔をみたら、随分久しぶりのような気がしました。それほど何も考えられない状態に自分がいたことにぞっとしたよ。
 3日ぶりに笑ったら緊張していた顔の筋肉が引きつってた。でも笑えるって嬉しい。ホントに嬉しい。

■ お、終わった……
 受診日と受診時間だけで決めた初めての歯医者でしたが、昭和の香りが残る待合室に対して設備は最新だったし(麻酔が痛くなかったのには驚いた)、先生がざっくばらんな方でいろいろ話ができたし(明け透けとも言えるが)、思いがけずいい医者に当たったような気がする。何よりこの痛みを取り除いてくださった恩は忘れない。ちょっと遠いけど死ぬまで通うよ先生!

 書き出してみるとあっさりしていますが、歯痛を抱えた身では本当に長い3日間でした。歯痛自体も辛かったけど、それによって体中が緊張していたし、寝ても休まらないし。とにかく疲れた。
 昔から歯が弱くて苦労してるのにちっとも改善されない。やっぱりマメにメンテしとかないとダメだね……猛省中。

 唯一心配なのは抜歯によって楽器吹くのに影響がないかどうか。しばらく吹ける機会がないからわかんないなあ。アンブシュアに影響がないことを祈る。

■ それにしても一番驚いたこと
 抜歯という行為が、こんなにあっさりしたカジュアルなものだとは知らなかった。
 もっとこう、重々しく「これは……抜かないとならないね」と宣告され、日程を決めて、お互い万全の体制を整えて覚悟を決めてから「では、ただいまより始めます。大丈夫です、私を信用してください」とか言って、重苦しい雰囲気の中で進行するような気がしてた。ドラマで不治の病のヒロインが成功率の低い手術を受けるかのようなイメージで。手術室の前では家族が時計の秒針の音だけを聴きながらじりじりと待っているような。

 実際には「あ、親知らずだね。抜いちゃうよ」で、その場ですぽーん! と抜かれちゃうようなあっさりしたものでした。いや勿論その前に「抜いていい? どうする?」「お願いします、抜いちゃってください」というやり取りはあったんですけどね。だってもうとにかく楽になりたかったんだー。

 そして抜歯のあとにはもれなく顔が変形するくらい腫れ上がったり、気絶して救急車で運ばれたりといったイベントが待っているものだと思っていたんですが(注:どちらもなまこメンツの経験による)、これまた何もなく終了しました。麻酔が効いてて痛みも全くなかったし、出血もたいしたことなかったし、記憶にあるのは「ミシッ」と音がしたことだけ。抜歯という一大イベントの記憶が「ミシッ」だけ。
 こんなにさっくりしたイベントだったのか、抜歯……私の抱いていたイメージって一体どこから……。

■ 抜歯イベントが大きかったので残りのネタはさくっと
 ・DQ5発売間近、急遽DQ4を再開。半年振り。やり始めたらやっぱりハマった、ちくしょうクリアリ大好きだ! あっという間に全員合流して現在エスターク戦直前。
 ・今週のヤッターマン。アイちゃんの作画が可愛くなかったのが不満。
 ・携帯が修理から帰ってきた! 一部キーを押すたびギチギチ異音を発していたのが解消。地味にストレスだったので、これがなくなって62Sはいよいよお気に入りになりました。
 ・拍手有難うございます! 長文メッセージも大変大変有難うございます! お返事ちょっとお待ちください!
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どうぶつの森から出てこられません。森での生活は別日記(リンク参照)にて。
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