2008.08.10 Sun. 幼児ウォッチング

　県外にいる兄が帰省したので実家へ行ってきました。
　前回会ったときにはまだお互い上手に遊べなかったちびすけと姪ですが、お互い成長したのか今日はとてもスムーズに仲良く遊んでくれました。とりわけ５歳になった姪が人見知りしなくなり、お姉さんぶっていろいろ仕切ってくれたのが良かった模様。
　しかしどんなに楽しくても終わりはやってくる。

　楽しくて楽しくてたまらないところに「ちびすけ、そろそろ帰るよ」と横槍を入れられて、ちびすけが拗ねる拗ねる。「まだ遊ぶ」「帰らない」「今日はここに泊まる」ってアンタ、今朝実家に行くって言ったらさんざん「泊まらないよね？　帰ってくるよね？」って確認してきたくせにこの野郎！
　まあ本人もわかっているんだけど抵抗したいお年頃なので、涙を目にいっぱい浮かべて寝転がり、返事もしようとしません。あーもうどうやって説得したもんかなあ、この際泣き喚いても車に積み込むか？　と思案していたその時。

　姪ちゃんがちびすけの手をそっと握って
「大丈夫だよ。またいつか会えるから」
　にこっと笑って手を離し、ちびすけの頭をぽんぽんと撫でてくれました。
　それまで駄々をこねてたちびすけですが、彼女の言葉に素直に起き上がって、しばし躊躇した後
「あのね、……手ぇつないで」
「いいよー」
　にっこり、お手手ぎゅー。

　鼻血出るかと思ったｗｗｗｗ

　しかしここがチャーンス！　「よーし、ふたりでお写真とろっかー！　にっこり笑って撮ろうねえ！」と盛り上げたらお調子者が食いついてきまして、おかげで笑顔でバイバイすることができました。あああ良かった。
　いやなんかもう空気がピンクで、ふたりの間に入っているのがいたたまれないくらいでしたよ。女の子の友達とか「○○ちゃんだいすき！」とかは今までいくつもあったけど、これが初恋って奴かしら～とうっとり見入ってしまった。でも次会うときには覚えてないんだろうな……。

　しまった、自分の息子に萌えるなと姪（こっちは大人）に注意されていたのに。だって面白すぎるよ４歳児……。