2011.07.05 Tue. アイデンティティの再確立

　ここしばらく忙しさに紛れて「しっかり本を読む」ということができずにいたんですけど、先日ふと思い立って「武士道シックスティーン」を図書館で借りて読みました。そこで勢いづいて結局シリーズ全部読みました。

　ううむ。本を読むというのはなんと幸せなのだろう。

　やっぱり本が好き、と再確認し、時間がないながらも積極的に本を読もうと決めました。図書館が大好きなのは金額的なものより、置き場所的な問題の方が正直大きいです。
　しかしハードカバーを抱え込んでしまうと他のものが手につかなくなるので、当面は軽めのライトノベルを読んでいく予定。問題は最寄の図書館のライトノベル（というか文庫本）所蔵数が少ないという事実。まあ悩まずに済むからいっか、と開き直って興味を引くタイトルを探してみる。
　ライトノベルから離れて久しく、今ではもう作家がほとんどわからないんですよ。でも売れているタイトルくらいは聞いているからその辺から行ってみようかと。

　なぜか「風の大陸」（竹河聖、昭和63年初版）を借りている私。

　いや、懐かしくて！　中学生あたりで途中まで読んだし、ぶっちゃけ内容はあんまり覚えてないけどティーエと男装美少女と文章が短くて改行ばっかりだったことだけは何となく覚えてるし、何よりもいのまたむつみさんのイラストが美麗だからついうっかり！
　１巻の途中まで読んで、ああ、あの頃のラノベだな……といろんな意味で感じつつも、その懐かしさをしばらく楽しみたいと思います。会議とかテストとかが控えていることを忘れない程度に。

　ライトノベルといえば「星界の紋章」という小説を以前から読みたくていたんですが、そういや買うことばかり考えて図書館を探してなかったな、とさっき気付きました。
　市内の図書館には所蔵なし。……って時にこそ県内図書館の横断検索システムが役に立つんだよう、という図書館司書の友人の有難い教えを思い出し、検索したら見つかった！　やた！
　実はここんとこ漫画本を買いすぎたために新たに買うのを躊躇っていただけだったりするんですが、ビバ図書館。貸し出しならダンナの冷たい視線にも耐えられる。今度図書館に行ったときにお願いしてこよう～～。